2014年1月16日木曜日

[J:29] 1993年5月13日~25日 「天空の城ラピュタ」の町に行くまでの道のりと気候 ~ケアンズからマウント・アイザまで~

マウントアイザまで来たので、少しまとめてみる。

後から知ったのだが、マウントアイザはジブリ映画では地味に大好きな「天空の城ラピュタ」のパズーの住んでいた炭鉱のモデルになったところらしい。「天空の城ラピュタ」にはその後も縁があり、飛行石の洞窟のモデルになったニュージーランドのワイトモ洞窟で土ボタルも見ているし、洞窟の町であるトルコのカッパドキアにも行っている。カッパドキアでは、空飛ぶ大木の絵を見たのを覚えている。けさ歯を磨いたか覚えていなくても、何故か一瞬見ただけの絵を覚えているのか不思議だが、覚えているものをしょうがない。ちなみに、けさ歯を磨いたかどうかは、歯ブラシを触ってみれが確認できる。濡れていなければ、まだ歯を磨いていないことになる。この方法を発見してから、脳をくだらないことに使わなくてよくなり幾分人生が楽になった。

話を、マウントアイザに戻そう。僕がケアンズから通ったNational Route 1とNational Route 83 経由のルートだと1,166 kmだとグーグル先生は言っているが、寄り道は計測ミスからか、100キロメートル以上の違いがある。どちらにしろ、これは東京から長崎ぐらいの距離で、オーストラリア一周の10%程度である。最初は自転車のメーターを使って、毎日の走行距離を計測していたが、熱、埃、振動からかメーターは1993年5月17日にこわれて使い物にならなくなっている。





その後、壊れたメーターをそのままにしておいて、地図と道路標識を元に、毎日の走行距離を計測していた。旅行の早い段階で、休憩するときだけに時間は確認するようになり、ある意味良かったとおもう。数字に追われる生活をしていると、細々しくなって良くない。時間ばかり気にしていると、空想するのもままならない。ここまでなんの説明もしていなく、質問があるまでほっておこうと思っていたが、毎日の日記に書いているDSTは一日の走行距離で、ODOは再出発した1993年4月18日からの総走行距離を示している。

マウントアイザは、クインズランドの西側に位置しており、西側はノーザン・テリトリーに面しているため、アフリカの国境線の様に、直線的に境界線が引かれている。戦争の結果として国境線が有機的に形成されたのではないと思えば平和なのだろうが、現地の民族性を無視していると思うと実は平和の象徴ではない。ちなみに、文化、宗教、言語を無視して、アフリカの国境はベルリン会議によって決められて引かれたので、異なる民族で一つの国ができている。そしてその為に、紛争が絶えないと言われている。幸い、クインズランド州とノーザンテリトリーは同じ国なので、それほどの問題では無いだろう。

マウントアイザの気候を見ると、何故僕が4月にシドニーから反時計回りでオーストラリア一周を考えたかわかる。

http://en.wikipedia.org/wiki/Mount_Isa#Climate
Mount Isa - Wikipedia, the free encyclopedia via kwout


オーストラリアの北部は、南半球の熱帯の気候で日本の夏の時期が乾季で、降雨量の少なく気温も比較的低い。それでも平均の最高気温は25度から30度程ある。その為、数週間のトレーニング後の比較的涼しい期間に北部を通り抜ける事を考えると、シドニーを4月に出発するのが最適だった。偏西風があるので、方向は反時計回りと決めていた。1月だと、最高気温は36.3度で、46度になることもあるようだ。日本での観測史上の最高気温は2013年8月12日、四万十市で41.0度だ。それを考えると、とてもじゃないが日陰も無い所で自転車を漕ぐ気にはならない。これらの情報はインターネットを使って10分程度で探すことが出来たが、同様の情報を、20年前の20歳の僕は、わざわざ図書館まで行って調べてきた。A3サイズがそれ以上の大きさの英語の本から、気象情報を取ってきたと思う。




とにかく、この辺りまで来ると、東海岸の青々とした景色から一変する。休憩を誘う木陰は無いし、この辺りは毎日晴天ですごく熱い。自分自身がエンジンとなる自転車旅行はものすごくお腹が寝るで、昼には半斤のパンを食べる。オーストラリアのパンは日本のパンより小さいが、スライスチーズの大きさにピッタリと合う。だけど、プロセスチーズはすぐ腐ってしまうので、バターをどっぷり付けて食べていた。塗りやすいマーガリンは液体化してしまうし、場合によってはバターでさえ気化してしまう。だから、一番固そうなバターをナルゲンのケースに入れて運んでいた。このケースもどこに行ったのだろう。それでも、バターはスライム状になっていた。だから、「パンにどっぷりつけて」の表現が合う。とにかく、高カロリーの物を求めていた。だから、カスタードだって、濃縮ジュースの原液だって間違っているとわかっていても飲めてしまう。

しかし、これはまだまだ序の口。アウトバックの凄さに圧倒されるのは、このマウントアイザを越えたからである。「アウトバック」という単語を使っていたが、マウントアイザがアウトバックに玄関口だったと思う。マウントアイザを超えると、一日に書く日記の分量も一段階増えてくる。段々と、面白くなってくるね。



4 件のコメント:

  1. DST、ODOは気になっていたけど、なんとなくその意味かなと。

    >、「パンにどっぷりつけて」の表現が合う。とにかく、高カロリーの物を求めていた。だから、カスタードだって、濃縮ジュースの原液だって間違っているとわかっていても飲めてしまう。
    それぐらい体力消耗してたのね。すごいな、どっぷり塗ってたなんて。

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    1. この頃は、どんだけでも食べれました。でも、顔もまんまるで別人みたいです。

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  2. 歯ブラシ、よくチェックしてますよね。

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    1. そうですね。こんなチェック方法を見つけれたら、人生もっと楽になると思います。

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